天候・気候・季節

インドネシアの気候はほぼ熱帯気候です。インドネシアの面積の81％を占める陸地の水温を見てみると、沿岸の平野が平均28℃、内陸と山地が平均26℃、山岳地域が23℃と、土地の温度がかなり一定であることを示しています。気温は季節ごとにほとんど変化がなく、季節ごとの日照時間にもほとんど変動がありません。

インドネシアの気候による主な変数は、気温や気圧ではなく降雨量です。エリアの相対湿度は70〜90％です。気温は地域的にも季節ごとでもほとんど変化しませんが、高地など場所によって涼しい地帯もあります。一般的に、海抜から90メートルの上昇に伴い気温が約1℃低下し、高地の内部山岳地帯では夜に霜が発生します。

熱帯国であるインドネシアに四季は存在せず、大きく分けて雨季と乾季の２つの季節しかありません。地域的にずれはありますが、ジャワとバリを含むほとんどの地域で乾季が4月〜10月、雨季が11月〜3月です。しかし、地球温暖化による毎年の時期変化は無視できないものになってきています。