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ジョグジャカルタ - ソロ - スマランの夏におすすめスポット15選

 

インドネシアの中央ジャワ島は旅行にうってつけな歴史的な建造物や場所が多く、人気の観光地といわれています。

中央ジャワでこの夏、最高の思い出を作ってみませんか?

この記事ではジョグジャカルタ・ソロ・スマランで最も美しい場所15選をピックアップしました。今夏のバケーション先選びにご参考下さい。

1 | ブリンハルジョ市場

ブリンハルジョ市場は“バンヤンの樹が生い茂り人々に富をもたらす”という希望の象徴としてスルタン・ハメンクブウォノ9世に名付けられた市場です。
1758年以前、バンヤンの森がこのエリアにあったことに由来しています。
しかし、ジョグジャカルタ・ハディニングラット王朝以降は、近隣諸国の経済的な取引の場として用いられました。
現在は公式に、観光客向けのショッピングエリアに指定されているので空港や駅から比較的簡単にアクセスできます。
伝統的なバティック(民族衣装)やアンティークグッズ、インドネシア原産のハーブやスパイスといったお土産もこの市場で全て揃います!
購入前の価格交渉も醍醐味の一つですので、お忘れなく!

 

2 | ソノブドヨ美術館

1919年当時、ソノブドヨ美術館の前身となるものがジャワ・バリ・マドゥラ・ロンボックの文化を伝える学術機関として知られていました。
しかし1931年、ジャワ評議員会のIr. Th. Karsten P.H.W Sitsen, Koeperbergの最終決定により、ソノブドヨ美術館がジョグジャカルタに建設され、1974年に権限が政府の学術・文化省に移されました。
以降、当施設では地質学 / 生物学 / 民族学 / 考古学 / 古銭学 / 歴史 / 文献学 / 製陶術 / 美術 / 芸術など、10を超える学術分野の展示物を見ることが出来ます。魅力的な展示物の数々をどうぞお楽しみ下さい。

 

3 | ジョグジャカルタ宮殿

1755年、街の中心にあるウィノゴ川とコード川の間の位置に、スルタン・ハメンクブウォノ1世がジョグジャカルタ宮殿を建設しました。
広大な宮殿はエレガントなジャワの建築様式で建てられています。南北にとても広く、北方にある前庭は「北広場(alun-alun utara)」、南方にある裏庭は「南広場(alun-alun selatan)」と呼ばれています。1758年、宮殿西部に造られた「Water Castle」と呼ばれる水城も必見です。
また、実際に宮殿で行われた結婚式の再現ジオラマもご覧頂けます。
他にも、伝統縫製のワークショップやジャワの楽器、アンティークの数々をお楽しみ頂けるジョグジャカルタ宮殿に足を伸ばしてみてはいかがでしょうか?

 

4 | タマン・サリ水城

1765年、タマン・サリは前王朝の庭園地としてスルタン・ハメンクブウォノ1世によって建てられました。
12,600エーカー(5,100万㎡)の敷地内には噴水庭園やプール、人口湖や59の建設物が建てられています。
タマン・サリは自然災害や浸食作用に悩まされていますが、今でもインドネシアの最重要モニュメントの一つであり、18世紀から現存しているジャワ建築物の中でも最高クラスの状態で維持されています。
ジョグジャカルタに訪れた際には是非タマン・サリに行ってみましょう!

 

5 | 南広場

写真提供 andrianagung

この場所はジョグジャカルタ宮殿の南広場として知られています。今日では夜に催し物が開かれるなど、人々の憩いの場として使われています。
路上パフォーマーや自転車好きの少年が、乗り物にたくさんの電飾をつけて走っていたり、バニャンの木の下でロマンチックな夕食のひと時を過ごす方もいます。
観光客が乗ることもできる象の檻もこのエリアにあります。
エリア自体は現在閉鎖されていますが、この“象の檻エリア”周辺は夕方頃に絶景が見えるとして観光客に人気があります。
地平線に沈みゆく美しい太陽が魅せる神秘的な光景を眺めてみてはいかがでしょうか。

 

6 | ンガルソプロ・ナイトマーケット

写真提供 soloindonesia

2009年2月16日、ジョコウィ大統領が一日限定でソロ市長に戻った日、最初に変革を行ったのがこのンガルソプロ・ナイトマーケットだと言われています。
その時から毎週土日の夜はDiponegoro通りでは夜市が開かれています。
この市場は街の中心にあることもあり、いつも多くの人で賑わっています。二日間の夜市は交易の場としてだけでなく、地元の起業家による縫製品や伝統染め物、子どものおもちゃなど創造性を披露する展示場としての役割も担っています。
伝統工芸品の土産物を調達するにはうってつけの夜市で散策を楽しんでみては?

 

7 | スラカルタ宮殿

スラカルタ宮殿は、1744年に内戦で壊されてしまったカルタスラ宮殿の代わりとしてススフナン・パクブワナ2世によって建設された、中央ジャカルタのスラカルタに位置する宮殿です。
この宮殿はいくつかのエリアに分けられています。北広場/北部、SitiHinggilLor/北部、KamandunganLor/北部、Sri MangantiKidul/南部、 KamandunganKidul/南部、 SitiHinggilKidul/南部、南広場/南部。
それぞれのエリアでは異国情緒に満ちた建築物があり。さらに、その中で伝統的な祭典や神聖な音楽や舞踊、儀式をご覧頂けます。
非常に豊かな歴史を持つ場所ですので、歴史や建築物に興味がある方は是非訪れてみて下さい。

 

8 | クレウェル市場

クレウェル市場はソロにある、ジャワ島で最も栄えている繊維市場です。
ここにある数百ものお店ではどんな布でも手に入り、ルリックというコットンで織られた縞模様の織物も例外ではありません。
衣服の他にも、アクセサリーや革製の人形、かご細工、亀の甲羅を用いたアクセサリーなど、小物類には事欠きません。
そして全てのアンティーク品は現地の特産品となっています。
購入しようとした商品の値段が高くなかったとしても、値段交渉に挑戦してみましょう。きっとさらにお求めやすい値段に下がるはずです。
中央ジャワの織物はどれもレベルが高く、最高品質と名高いものばかりです。是非、直接その目で確かめてみて下さい。

 

9 | カーマン・バティック村

写真提供  brendanatasya

ここはSlamet Riyadi通りとRajiman通りの間にある、ソロの町で最古のバティックアートセンターです。ここへはBalapan駅からBatik Solo Transという公共交通機関で行くことが出来ます。この場所はかつて、Kesunanan Keratonの人々によって文明化され、古い伝統芸術はバティックアートに落とし込み保存されました。
今日、カーマンを代表する3つのバティックがあります。1つ目はBatik Tulis(手書きで柄を描く)、2つ目はStamp Batik(柄をスタンプの様に押し付ける)、3つ目はその両方を用いた製法です。この地区には30を超えるバティック屋があり、それぞれ異なる製法と柄を提供しているので、どこで買えばいいのか悩んでしまうかもしれませんね。
この地でバティックを購入する一番の利点としては、作っているアーティストと直接交流できる点にあります。
小さな路地にたくさんありますので是非歩いて回り、ベストなバティックを見つけてみて下さい。

10 | サンギラン古代人博物館

写真提供 museumsangiran

ソロの山岳地帯、スラーゲンエリアで最も興味深い観光地と言えばサンギラン博物館です。
多くの化石などが保管されているサンギラン博物館は、人類学、考古学、生物学、原始人類学、地質学、観光学といった学問の発展に大きく貢献しています。ここでは原始時代に人々がどのように生活していたのかを学ぶことができます。

なぜなら人類はもちろん、植物や動物の化石や紀元前の文化的な器具まで解説と共にご覧頂けるからです。毎週火曜日から日曜日まで営業。

我々の祖先についてよく知るいい機会ですね!

 

11 | ブラウン・キャニオン

ブラウン・キャニオンは写真愛好家に最も愛される観光地の一つ。
スマランにあるこの山は、非常に美しい自然をパノラマで見られる絶景スポットです。

しかしその反面、街から遠く、道中にある多くの埃とコンテナを超えていかなければなりません。
困難な道ではありますが、ゴーグルとマスク着用の上でバイクに乗ってブラウン・キャニオンに向かうことが出来ます。

このエリアは鉱山地帯となっているので、勤務時間中を避けて向かわれるのがオススメです。

 

12 | マエロココ宮廷公園

写真提供 sidiqnurseto

“Taman Mini Jawa Tengah Indah (美しい中央ジャワ公園)”とも呼ばれるマエロココ宮廷公園はスマランのYos Sudarso通りにあります。中央ジャワのミニチュアパークとして、園内には中央ジャワにある35の地区や町の伝統的な家屋が建てられています。
家屋の中では手芸品や現地の特産物が展示されています。

他にも園内ではウォーターバイクやミニボート、ミニトレインなど楽しいアトラクションがたくさんあります。
営業時間は朝8時~夜6時まで。公共交通機関でのアクセスはもちろん、お車でのご来園も歓迎です。

 

13 | クレントゥン・サン・ポーコン

クレントゥン・サン・ポーコンはスマランに現存する最古の中国寺で、現地民からはグドゥン・バトゥ寺と呼ばれています。

元々は中華系ムスリムで探検家のZheng He(現地ではサンバオと呼ばれている)によって建設されたが、1704年に地滑りに遭い崩壊してしまいます。

1724年10月に寺院を改装し、中華とジャワのテイストが混ざり合った5つの寺院を含む、3.2ヘクタールの大きな寺院が出来上がりました。
5つの寺院の名前は、Sam Poo Kong (最古の寺院), Tho Tee Kong、KyaiJuruMudi、 KyaiJungkar、KyaiCundrikBumiという名前で、のちに追加でMbahKyaiTumpengという礼拝所も建てられました。

毎年6月30日にZheng氏がスマランの地に降り立った日を記念するお祭りがあり、Zheng He氏を筆頭に中国系インドネシア人達の像が建てられています。
冒険家への感謝を示したこのお祭りに来て、中華系インドネシアとイスラムと仏教の混じり合ったカルチャーを体験してみませんか?

 

14 | プランギ村

写真提供 7vensuns

ブリンティック村、という名前の方で現在は知られているこの村は、政府が環境改善プロジェクトに乗り出す前は全く整備されていない荒れたエリアでした。
環境改善プロジェクトは村の近くにあるBanga Kalisari市場を立て直す為のものでしたが、結果として多くの観光客を呼ぶことに成功。地元政府は村をカラフルで魅力的なエリアに改装することを決意しました。
現在では整備が整い、その村を目当てに来る観光客が増えています。この芸術に溢れた場所で写真を撮ってみたり、リフレッシュしてみてはいかがでしょうか。

 

15 | グドゥン・ラウァン・セウ

ラウァン・セウ(Thousand Doors)はコスマン・シトロエンによって設計されたスマランのランドマークです。その名前は無数のドアと曲線のデザインからつけられました。
ここいくつかの建物で構成されており、主要な建物をAとBと呼び、小さい建物をCとDと呼んでいます。

Aの地下からは街の各所や港に繋がる隠し通路が存在します。1942年の大戦中、旧日本軍はここを占拠してBを刑務所として使用し、刑の執行も行われたそうです。
実はこの場所は心霊スポットとしても有名で、“自殺したオランダ人女性”の幽霊や“首なし人間”の幽霊が多く見られるそうです。

恐怖の歴史に興味がある方は必見の観光地です。

 

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