バニュワンギ地区はバリ海峡に面したジャワの最東に位置し、ケタパング港からはバリやインドネシア東部に向けてのフェリーが就航しています。バニュワンギはアロマティックウォーターを意味しています。ここはブルーファイヤーや驚くべきビーチや波といった自然を求めてくる観光客にはぴったりの場所です。バリまでのフェリーに乗る前に、バニュワンギの街にステイし、隠れた宝物を見つけるのはどうでしょうか。 Experience Indonesia in 360
まだ手付かずのビーチに囲まれたバニュワンギは数多くの魅力があります。
1 | プラウメラビーチ
(Desa Sumberagung,Pesanggaran)
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プラウメラ、通称レッドビーチは柔らかな砂浜と長い海岸線で観光客の人気のポイントです。このビーチは赤土と芝生が山のようになった一つの島が沖合に見ることができます。引き潮の時には、この島まで歩いて行って島を探検することができます。この名前の由来は、人によって異なる由来が考えられています。この島の土の赤みがかった色は、白い砂と近くの島の赤土が混ざったことから現れた色という人もいれば、沈んでいく夕日の赤さだという人もいます。平均的な波の高さは2メートルで、サーフィンにも向いているビーチです。レッドビーチは家族連れに人気のビーチとなっていますが、波がついため海水浴はおすすめされていません。
行き方:このビーチはバニュワンギのシティーセンターから簡単にアクセスできます。レッドアイランドのビーチは街の中心から60kmほど南に位置し、2時間半ほどのドライブで素晴らしい景色が広がります。
2 | ウェディアイレンビーチ
(Dusun Pancer, Desa Sumberagung, Kecamatan Pesanggaran)
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火山の黒い砂と白いパールの砂の混ざったビーチで日焼けを楽しむ。ジャワ語で「ウェディ」は砂、「アイレン」は黒を意味しています。
ウェディアイレンはバニュワンギの隠れたエデンの一つです。美しい景色と、静かなビーチは朝日や夕日を見るのにはぴったりの場所です。スイミング、シュノーケル、ただビーチでゆったりするなど、バニュワンギの素晴らしい記憶に残るものです。楽しんでいる間は、自身の荷物に名前タグをつけることや、波の注意サインにはご注意してください。近くの島が岸から見え、ローカルガイドの付き添いで訪ねることができます。屋台のご飯や飲み物も安い値段で買うことができます。
行き方:ウェディアイレンはレッドアイランドから3km、バニュワンギの街から65kmほど行った場所にあります。車や自転車をレンタルし、パンタイメラのレッドビーチに向かって、2、3時間ほどで行くことができます。レッドビーチの入り口の標識を見る前にムスティカビーチへ右に曲がってください。ムスティカビーチでは、インフォメーションセンターで一人Rp.25,000でボートチケットを買い、ウェディアイレンまで15分ほどで辿り着きます。
3 | スカメデビーチ
(Sarongan Village, Meru Betiri National Park, Pesanggaran)
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スカメデビーチは580平方キロメートルの広さのあるメルベティリ国立公園の一部にある8.45平方キロメートルのビーチです。このビーチは年中夜にウミガメが卵を産みに来るので保護地区があります。この公園にはいくつもビーチがありますが、ウミガメはこのビーチを選んだようです。この公園やビーチは監視員が時計回りに警備しています。ウミガメが卵を産むようにハッチが安全に建築されています。月明かりの下でカメたちがゆっくり海岸沿いを歩み何百もの卵を産む姿を見るのは特別な経験です。グリーンタートルは午後7時半頃に海岸を訪れ、12時頃には海に戻っていきます。この自然の体験を見るのはローカルロッジに宿泊するのがお勧めです。朝には、卵から小さなカメが海に帰っていくのをレンジャーと共に助けてみてください。
行き方:スカメデビーチはバニュワンギから97km南西に位置しています。ここまでの道のりは厳しく、いくつかの川を通るなど、4輪駆動かSUV仕様の車が必要です。適切な乗り物とローカルガイドを雇うのは簡単です。ビーチまで3,4時間かかりますが、そこまでの道のりは水田、プランテーション、崖、ビーチなど自然にあふれているので長旅にも心配いりません。
4 | テルックヒジャウビーチ
(Sarongan Village, Meru Betiri National Park, Pesanggaran)
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テルックヒジャウ、グリーンベイはメルベティリ国立公園のもう一つのすばらしいビーチです。ターコイズブルーの海と青々とした芝生に白い砂浜の景色は息をのむほどです。この静かで、きれいで、穏やかなここでは砂に体を埋めてゆったりできます。小さな滝とその滝からの流れは、あなたのからだを浄化します。サルが顔を出すこともあるかもしれませんが彼らには餌をあげないでください。また入り口のサインにあるように、足跡以外をビーチに残してはいけません。また、写真以外取ってはいけません。自然の美しいままの環境を残す努力をしましょう。
行き方:グリーンベイビーチまでは陸から、海からのいくつかの方法で行くことができます。陸から行く場合、慣れたガイドやドライバーの必要な険しい道が続きます。そのため、海からビーチに行くこともできます。ラジェウェシビーチまでドライブし、古くからの魚釣り用のボートに乗り、グリーンベイビーチに行くことができます。確実にライフベストを借りてください。さらに、もう一つの方法としては、アドベンチャラスなトレッキングロードもあり、海にたどり着くまでの道のりも自然に囲まれてを楽しむことができます。
5 | センガロンビーチ
(Alas Purwo National Park)
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センガロンは、ブルーベイ、テルックバニュビルとして地元の人々に親しまれています。ここではたくさんの海洋生物が集まり、カラフルなサンゴ礁に住んでいるたくさんの魚たちや変わった海の生き物に出会うことができます。ここは海の天国を体感できるダイビングスポットです。
ここは少し離れた場所にあることからたくさんの人が訪ねてきません。ここへは海からの経路で、朝焼けから正午までに来なければなりません。というのも午後から高潮が来るからです。午前2時ごろに出発すると、海の真ん中から昇る朝日を浴びることができます。またこのエリアは自然保護団体によって保護されており、海の環境保全に努めています。この自然の魅力を守るためにサンゴなどを移植しています。
生き方:バニュワンギのマンカー地区にあり、センブルンガン地区のすぐ近くにあるこの島は、アラスプロヲ国立公園との境界に位置しています。アラスプルヲとはジャワ語で古代の森という意味を持っています。バニュワンギの南東80kmにあるトリアングラシー村がこの公園への重要なアクセスポイントとなっています。ここを訪ねる前に、バニュワンギの国立公園から入場許可証を得なければなりません。アドレスはJl A Yani 108で、電話番号は +62 333 428675です。またこちらでよりよい旅のアドバイスも得ることができます。
6. パランアイレン
(Alas Purwo National Park)
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パランアイレンの沿岸はビーチの上から見る景色が最もユニークな特徴です。生い茂る熱帯雨林のトレッキングを進むと、粗びきコショウのような砂のビーチが広がり、歩くたびに足が取られます。左側にはきれいなビーチが広がり、青い波があなたの訪れを歓迎します。右側には岩とサンゴが黒々としており、緑と赤色が際立ちます。この大きな黒い岩をローカルの人々はパランアイレン、ブラックリーフと呼びます。この異なる二つのパノラマは初めての感覚を味わうでしょう。この場所への道筋を示すサインはありませんので、ローカルの人に道を尋ねるか、国立公園のスタッフにお声がけください。
行き方:バニュワンギのロゴジャンピからスロノマンカー、テガルディモを過ぎ、2時間ほどかかります。テガルディモからアラスプラヲ国立公園までは一時間ほどのドライブで到着します。
7. プレンカングビーチ、ジーランド
(Alas Purwo National Park)
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国際的にジーランドとして有名なプレンカングビーチはアラスプラヲ国立公園の一部にあります。「Seven Giant Waves Wonder」として知られているこの場所はサーファーたちのパラダイスとなっています。7つの連なる波は6メートルの高さにもなり、プロのサーファーには理想的な場所です。
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ジーはグラジャガンと呼ばれるバニュワンギの南にある大きくチャレンジングな波の来るベイの名前に由来しています。このビーチの端は深い熱帯林となっており、世界で最もサーフィンのスキルが求められるビーチです。この危険により、プロのサーファーのみが活動を許されています。またサーフィンキャンプもあります。もし、サーフィンにあまり興味がないようでしたら、素晴らしい自然とその不思議の中、サーフィンそしている様子を眺め、日焼けを楽しむのもおすすめです。
行き方:あなたがサーファーであるなら、バリからジーランドへのフェリーで行く簡単な方法があります。バリのサーフィンショップでその情報を知ることができます。
しかし、陸地で行くとしたら、長い道のりが続きます。バニュワンギからカリパヒットまでレンタカーか公共交通で行きます(59km)。そしてバスでカリパヒット-パサランヤーで行き(3km)、オジェックかレンタカーでパサランヤー-トリアングァシーまで行き(12km)、トリアングラシー-パンか―‐プレンカン(ジーランド)にたどり着きます。または、バニュワンギ-ベンクルックまでバスで32km、ベンクルック―グラジャガンまでバスか公共交通で18㎞、最後にスピードボートでグラジャガン-プレンカンに行きます。