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コーヒー好き必見! ユニークなインドネシア風コーヒー11選

 

突然ですが、コーヒーはお好きですか?もしお好きでしたらこれからご紹介するすべてのコーヒーの種類、色、そして風味を気に入っていただけると断言します!ココナッツで淹れたコーヒーから熱い石炭をコップに入れたコーヒーなど、一風変わったユニークなコーヒーがインドネシアには数多く存在します。そんな中からインドネシア各地の珍しいコーヒー11種類をピックアップしました!

1 | タバレックコーヒー, アチェ

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まずご紹介するのは飲み方が大変ユニークなタバレックコーヒー(Kupi Khop)。 アチェ州から生まれたこのコーヒーは、小さなプレートに裏返しの状態で置かれたカップにストローを差して飲みます。 ストローに息を吹き込んで淵からこぼれたコーヒーを飲むという独特な飲み方ですが、究極のコーヒーを求める探究者ならもちろんトライしますよね。

2 | タカールコーヒー, マンダリン

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マンダリン・ナタルにしか存在しないコーヒーがタカールコーヒーです。 小さなプレートに置かれ、カップの形に彫られたココナッツの殻の中へ注いだコーヒーで、さらなる風味を出すため、藁状に編み込まれたシナモンスティックがついてきます。 マンダリンコーヒーは、北スマトラ史上最高のコーヒーとして知られ、その濃厚で豊かな味わいから地元の人々から愛されています。 試していただければ、あなたのお気に入りの一品となるにちがいません!

3 | タルアコーヒー パダン

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卵黄入りのコーヒーと聞いて、おいしそうなイメージはあまりわきませんよね。ところが西スマトラのパダンにあるタルアコーヒー専門店はこの卵黄入りコーヒー知られ、なんとインドネシアで最も美味しいコーヒーの1つと評価されているのです。 タルアコーヒーはホイップ状の泡が表面を覆う、独特の甘い香りが特徴のコーヒーです。 信じられないかもしれませんが、コーヒーと卵の組み合わせは抜群。 卵黄とコンデンスミルクを混ぜ、ティースプーンでシナモンパウダーを加えてかき混ぜます。 次に沸騰水を添加する。 この沸騰したお湯を注ぐと卵黄が凝固し柔らかい泡立ちをつくったらできあがり。 この魅力は一見にしかず。ぜひタルワコーヒーの甘く風味豊かな味わいを夜風にあたりながら楽しんでみてください。

4 | カワ・ダウンコーヒー, タナ・ダタール

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ユニークなインドネシアコーヒーを代表するもう一つのコーヒーがカワ・ダウンコーヒーです。 原材料も外観も一般的なブラックコーヒーとはかなり異なり、コーヒー愛好家の関心を集めています。 茶葉からお茶を煮出すように、このコーヒーはコーヒー豆の代わりにコーヒーの葉を直接淹れるのです。 そのためコーヒーの色も紅茶のように透明がかっており、器はココナッツの殻を使用することで一層豊かな香りを引き出しています。ぜひお試しあれ!

5 | マンガコーヒー, ブリトゥン

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ブリトゥン島へ旅行するなら、マンガコーヒーを飲まない手はありません。 一見普通のコーヒーですが製法はまったくの別物。 トウモロコシが含まれておらず、コーヒー豆の焙煎技術も独特なこのコーヒーの魅力は、コーヒー粉末を綿から作られたフィルターに注ぎ、沸騰した水の中でフィルターから抽出されるという点にあります。 次にお湯を鍋に移してからコップへ入れ、甘いコンデンスミルクを加えたらできあがりです。 コーヒー愛好家には絶対に外せない一杯です!

6 | ドリアンコーヒー, ランプン

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インドネシア独自のコーヒーといえば、ランプン特産のドリアンコーヒーは外せません。 このコーヒーはロブスタコーヒーにドリアンの抽出液を加えて作られます。 コーヒーの風味とドリアンの独特な甘味は組み合わせとしてどうかと思うかもしれません。 しかし飲んでみれば必ずや、その見事なコラボレーションに心を奪われるでしょう! 一度だけの試飲のつもりが、何度も足を運ぶことになってしまうことでしょう。

7 | ジョスコーヒー, ジョグジャカルタ

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炭といえば何を思い浮かべますか? コーヒーカップの中身を連想したのではないでしょうか? ジョグジャカルタのコーヒー専門店ジョスコーヒーではなんと文字通り、熱く燃えていた炭をカップに入れて提供しています。 地元の人々の間ではこの炭には胃の調子を和らげ、カフェインの影響を軽減する効果があると信じられています。 ジョスコーヒーはジョグジャのいたるところにあり、野菜市場でも見つかることができます。 ぜひ試していただきたいインドネシアのユニークなコーヒーです!

8 | コピヨックコーヒー, グレシック

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グレシックの、コピヨックコーヒーはユニークという言葉がぴったり! 通常のコーヒーはカップの底にコーヒーパウダーが沈殿していますが、このコピヨックコーヒーは、コーヒー粉を粗挽きしているため沸騰したお湯をカップに注ぐと粉末が表面まで浮き上がってきます。 かなり酸味が強いですが、二つとない見た目とお味をぜひお試しあれ!

9 | イジョコーヒー, トゥルンガグン

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イジョコーヒーは、緑のコーヒーという意味で東ジャワ州のトゥルンガグン発祥の非常に変わったコーヒーです。 その柔らかい味とコーヒーカップを彩るユニークな色から人気を博しています。 この美しい色は、着色料や怪しい原料の色ではなく、伝統的な調理材料、忍耐、細部への注意が、複雑で慎重なプロセスが作るまさに飲む芸術品。 コーヒー豆を入れた粘土鍋の下に綺麗に薪を並べ、均一に熱を加えるよう炎の大きさを辛抱強く、慎重に管理しながら焙煎します。 その後コーヒー豆を機械で粉砕して抽出したコーヒーはあなたを天国へ誘うことでしょう。 コーヒー愛好家の天竺はトゥルンガグンにあり!

10 | ラロバンコーヒー, マルク

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マルクの特産品「ラロバンコーヒー」もユニークなアラビカコーヒーとして知られています。 ショウガ、クローブ、シナモン、砂糖、レモングラス、クルミスライスなどの伝統ハーブをふんだんに使ったラロバンコーヒーの香りはまさに絶妙。 夜にラロバンコーヒーを飲みながら心身を落ち着かせてみてはいかがでしょうか。

11 | 透明コーヒー @210 Brew & Roastery ジャカルタ

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ジャカルタの210 Brew&Roasteryでは2人のバリスタがなんと透明なコーヒーを提供しています。深みのある香りにやや強い酸味、それ以外は普通のブラックコーヒーとほとんど味は変わりません。 唯一決定的に異なるのがそう、水のように透明という点ですね! コーヒーの粉が少しだけ含まれていますが、それ以外は完全な透明色。しかしまだ広く普及しておらず、現在、ジャカルタの210 Brew & Roasteryでのみ入手可能です。 流行を先取りしちゃいましょう!

 

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