バリ島
バリ、神の島の自然の美しさ
「神の国」とも呼ばれるバリ島は、穏やかな自然とゆるやかな火山、そして緑一色の棚田が構成する、平和と神秘に満ちた島として知られ、サーファーの楽園としても有名です。
伝統芸能のダンスや豪華な装飾が並ぶセレモニー、アート作品、民芸品、超高級ビーチリゾートそして華やかなナイトライフと、バリの魅力は尽きません。 そしてバリのどこにいても精巧に建てられた寺院の数々に目を奪われることでしょう。
デンパサールからウブドまで、バリには数千の土産物屋があり、お土産を選ぶには困らないでしょう。 バリ島の特産物はスナックや飲物、テヌンのような手作りの民芸品までその種類は実に多岐にわたります。
家族へのお土産ならスコワティの土産物市がおすすめです。その規模に圧倒されることでしょう。
ラグジュアリーホテルの大半はビーチの近くに位置しています。 一部のホテルはプライベートビーチを有しており、喧騒から解放された贅沢なひと時を堪能できます。 クタ、サヌール、スミニャックなどの人気スポットのホテルが見つけやすいでしょう。
クタにはたくさんのブティックや商店があり、Tシャツ、サーフウェア、サンダルからおしゃれな小物までなんでも手に入ります。 乾物を買いたい場合は、香り豊かなバリコーヒーがベストです。 お風呂用アロマオイルも豊富に取り揃えています。
バリは南緯8度の場所に位置するため気候は典型的な熱帯で、年中暖かく湿気が多いですが雨季と乾季2つの季節があります。
バリの中央山脈(火山)周辺では一部、海抜3000メートルを超える地域も。 ここでは気温はかなり低く、沿岸地域よりもはるかに雨量が多いので標高の高い地域への旅行は注意が必要です。
バリの白いビーチは家族の休日に過ごすには絶好の場所と言えるでしょう。 バナナボート、パラセーリング、ジェットスキーなど様々なウォータースポーツがあり、泳ぎに出かけることはもちろん、海で日光浴を楽しむこともできます。
クタはバリで最も有名なビーチの一つです。 このエリアはホテル、レストラン、カフェ、土産物屋などがずらりと並んでおり、夕方にはディスコミュージックの音が街を覆います。 静かな夜を過ごしたいあなたへ、新鮮なシーフード料理で人気のジンバランビーチがおすすめです。 スミニャックには5つ星ホテルや豪華なダイニングスポットを併設した高級宿泊施設が軒を連ねています。サヌールビーチにもホテルやレストランが密集し、ヌサドゥアもまたプライベートビーチを有する超高級ホテルが並ぶエリアとして人気です。
ヌサ・ペニダ近くのヌサ・レンボンガンはサーファーに愛されており、ヌサドゥアもしくはサヌールからボートに乗って約45分で行けます。
ヌサ・ペニダの南西部にはマンタとマリブのポイントがあり、ダイバーがトラバリー、巨大エイやサメと泳ぎを楽しんでいます。 ケリングキングビーチ、アトゥビーチ、ブロークンビーチがここNusa Penidaの最も有名なビーチです。
最高のダイビングスポットといえば、リーフフラット、難破船、チンアナゴ、洞窟と絶好ポイントが詰まったメンジャンガン島でしょう。 バリの西部に位置し、鹿がビーチを泳ぐ珍しい光景をみることができます。 ペムタランもまたダイバーたちによるサンゴの積極的な保護活動を行っていることで有名です。。 西バリ国立公園では是非散策やトレッキングをお楽しみください。ここでは、ジャラク・バリやバリ・スターリングなどバリの豊かな動植物を心ゆくまで堪能いただけます。
ウブドのアユン川は見る者の目を奪う美しい急流が流れており、サイクリングを楽しむのにウブドとその周辺は絶好の場所と言えます。 バリ島南部のウルワツにも素晴らしいサイクリングコースがあります。
登山がお好きでしたらグヌン・アグンに行ってみては。 セブディの寺院の裏、または村を通り登山スタートです。 しかし、バリ島の宗教は、特に儀式が開催されている期間に神聖な寺院よりも高い場所へ行くことを禁じているため、まず寺院当局の許可を得ることを忘れずに。 キンタマーニの澄んだバトゥール湖の眺めを楽しめるバトゥール山絶好の登山スポットです。
ウルワツ寺院の崖で野外公開される大変ドラマチックな舞踊がケチャックダンスです。 バリを最も象徴する伝統芸能で、寺院の奏でるセレナーデをバックに太陽が水平線の向こうへゆっくりと沈んでいく光景は、一生忘れられない思い出になるでしょう。 ケチャックダンスは、ラーマ王子の妻シタが鬼のラハワナによって誘拐された、ラマヤナの伝承をモチーフにしています。
バリでの1日を過ごした後は、極上のスパで疲れを癒しましょう。バリは「スパ天国」とも言われ、どこにいても素晴らしいスパを堪能いただけます。 バリ島のスパ製品は良質な地元の素材を使用しており、お土産としても喜ばれますよ!
散策する
バリ散策に使える交通手段は実に様々。 ホテルの受付やバリに点在する旅行代理店で半日から一日、宿泊込みのプランまで豊富な選択肢からあなたに合ったツアーパッケージを購入できますよ。 またガイドをしてくれる運転手付きの車も見つけることができます。 運転手を見つけたらあなたの希望ルートを伝え、料金交渉をしてください。
バリで移動する際はおおらかさを忘れずに! 人口密集エリアはそれなりに道路網が整備されているものの、はピーク時にはかなり混雑することも。 特に儀式の行進では全道を占有するため、行進の後ろについてしまった場合は諦めて、外の景色を楽しむ方向に切り替えていきましょう。
アクセス
飛行機で
ングラライ国際空港がバリの玄関口になります。 国際線と国内便共に24時間ご利用いただけるため、何時についても目的地へ移動可能です。
空港は年に1回のバリニーズ・ニーピ(Balinese Nyepi)式典中のみ24時間閉鎖します。 式典中は、バリ島の各地で神聖な儀式が行われ、基本的に式典と関係のないアクティビティはできなくなりますので注意しましょう。
陸路で
公共交通機関でのアクセスは旅行会社とバスの選択肢があります。 この場合は長旅になることを覚悟してください。
ジャカルタからバリへの所要時間は30時間~数日の範囲です。 寄り道するかしないかでかなり異なるので、自分に合った旅行計画を立ててください。
海路で
バリへは西ヌサ・テンガラのロンボク島からフェリーでアクセスできます。 ロンボク島のリンジャン山とギリ島の素朴で優雅なビーチを味わうのも良いですね。
ジャワ島からですとバニュワンギからフェリーでバリ島へ行くことができます。 この「ジャワの日の出」のスローガンを掲げるバニュワンギでは、イジェン火口湖のカルデラ内で幻想的に燃える硫黄炎「ブルーファイア」を目にすることができます。